堰堤ひび割れ補修

急傾斜地擁壁ひび割れ補修

アルカリ骨材反応及び凍害の影響を受けた堰堤や擁壁の補修です。

本工法の目的は、『劣化因子の侵入防止』及び『躯体の耐力回復』となります。

無筋構造物での幅大ひび割れにより、躯体の一体性は保たれていません。またアルカリ骨材反応の進行も懸念されます。

本工法により内部への充填を図ることで、躯体の一体化およびアル骨劣化進行主要因の水の供給を防ぎます。

 

洞門 頂版 ひび割れ補修(アルカリ骨材反応による劣化)

アルカリ骨材反応が確認された洞門頂版ひび割れの補修です。

より内部のひび割れに樹脂を充填することにより、水等の劣化因子の侵入を防止する目的で採用されました。

『ひびみっけ』にて損傷箇所や延長を把握しました。穿孔注入することで、躯体内部より放射状に樹脂が拡散した結果、表面にはっきり見えないひび割れから樹脂がリークしました。内部が確実に充填されている証拠です。端部注入器の樹脂拡散距離は30cmでした。

鉄管小支台ひび割れ補修(アルカリ骨材反応による劣化)

表面のひび割れに確実に樹脂を充填し、雨水等の浸透を防止することでアルカリ骨材反応の進行抑止に努めました。樹脂充填により、躯体の強度も回復しました。

鉄管固定台ひび割れ補修(アルカリ骨材反応による劣化)

大規模な改修は工事中のインフラの供用停止の問題があります。本工法では、稼働状態での補修が可能であり、ガス管固定台や水道管固定台の長寿命化に貢献しております。

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施工報告(水圧鉄管固定台).pdf
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