アルカリ骨材反応及び凍害の影響を受けた擁壁の補修です。
本工法の目的は、『劣化因子の侵入防止』及び『躯体の耐力回復』となります。
無筋構造物での幅大ひび割れにより、躯体の一体性は保たれていません。またアルカリ骨材反応の進行も懸念されます。
本工法により内部への充填を図ることで、躯体の一体化およびアル骨劣化進行主要因の水の供給を防ぎます。
注入後は、ポリマーセメントペーストをひび割れ表面に塗りこむことで、エポキシ樹脂の紫外線劣化防止を図ります。その後サンディング(研磨)を行って完了です。
ブロック積の小口止が割裂していました。
大きなズレや沈下は見られず、応急処置としてエポキシ樹脂による接合補強を図りました。
【お問合せ先】
IPH工法協会 岐阜県幹事
(一社)IPH工法協会会員
西濃建設株式会社
〒501-0697
岐阜県揖斐郡揖斐川町
上ミ野128番地
電話番号
0585-22-1226(土木部直通)
担当 土木部 安藤
FAX
0585-22-6830(土木部直通)
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