表面のひび割れに確実に樹脂を充填し、雨水等の浸透を防止することでアルカリ骨材反応の進行抑止に努めました。樹脂充填により、躯体の強度も回復しました。
ダムの変位計測用のコンクリート基礎にひび割れが発生していました。
劣化因子の主たる水の浸入を防止し、躯体の一体化を図る目的でIPH工法による充填接合補強を実施しました。
穿孔注入により、基礎内部のアンカー周辺とコンクリートの再定着・ひび割れ補修・断面修復(断面修復材と既設コンクリートとの界面付着)を同時に実現した事例です。
【施工手順】
1.脆弱部除去
2.ひび割れに沿って穿孔(アンカーボルト付近はその方向に向けて)
3.穿孔箇所にゴムチューブを差し込み、内部亀裂への導線を確保した上で断面修復
4.注入(内部および断面修復材と既設コンの界面に樹脂を行き渡らせる)
大規模な改修は工事中のインフラの供用停止の問題があります。本工法では、稼働状態での補修が可能であり、ガス管固定台や水道管固定台の長寿命化に貢献しております。
【お問合せ先】
IPH工法協会 岐阜県幹事
(一社)IPH工法協会会員
西濃建設株式会社
〒501-0697
岐阜県揖斐郡揖斐川町
上ミ野128番地
電話番号
0585-22-1226(土木部直通)
担当 土木部 安藤
FAX
0585-22-6830(土木部直通)
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